コロナでさらに縮小する葬儀・家族葬

自分で葬儀をすることはできる?

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コロナの影響で葬儀の規模が加速度的に縮小している昨今、通夜を省いて葬儀だけを1日で済ませる一日葬が増えてきています。もちろん、ほとんどの場合は三密を避けることでコロナ感染を防ぐことが目的ですが、ほかにお金をかけずにシンプルな葬儀をしたいと考えていた人たちが、親族や近所の人に気兼ねなく葬儀ができるようになってきているのも、ごく一部の層ではないかと感じています。そんな中、葬儀の価格破壊であるとか、1万円でできる自分葬という記事がネットで流れていました。つまり、究極のDIY葬儀です。本当にこんなことはできるのでしょうか?

葬儀のプロフェッショナルによれば、「できないことはないが、非常に手間と時間がかかる。」ということです。心配な方の余命が早い段階で分かっていて、自分たちで葬儀を行う条件が整っていて、棺や骨壷など必要なものが事前に用意されていて、役所の火葬場の手続きに関する情報が事前に収集されていれば可能だと思います。しかし、それ以上に大変なのが、ご遺体の運搬やドライアイスの手配です。なぜ遺体の運搬が難しいかというと、遺体の移動が多いと体液がこぼれてしまう可能性があるからです。車やご遺体を安置する場所をしっかりと守る必要があります。また、ドライアイスは一般の人が購入できるような小売店ではなかなか手に入りません。必要な量のドライアイスをタイムリーに入手し、適切に遺体に塗布することは困難です。葬儀社のスタッフであっても、いざ家族の葬儀を行うとなると、ほとんどの場合、葬儀社と一緒に仕事をすることになります。遺族が大きな心痛を抱えながら、親族や参列者への対応もしながら、このような難しい手配をするのは現実的に難しいと言わざるを得ません。